台所仕事で腰痛になる7つの原因と予防法|本鵠沼の整体院
「料理をしていると、いつも腰が痛くなる…」
「食器を洗っているうちに、腰が辛くなってくる…」
「台所に立つのが億劫になってきた…」
そんなお悩みはありませんか?
実は、台所仕事(キッチン作業)は、腰痛になりやすい環境が揃っているのです。
この記事では、本鵠沼駅徒歩1分の腰楽院オアシスが、台所仕事で腰痛になる7つの原因と、今日からできる7つの予防法を詳しく解説します。
最後には、実際の台所での腰痛予防法を紹介した動画もご用意していますので、ぜひ最後までご覧ください!
なぜ台所仕事で腰痛になるのか? – 7つの原因
原因1. 前かがみ姿勢の長時間維持
台所仕事の最大の問題点
台所で料理をする時、多くの方が前かがみの姿勢になっています。
- まな板で野菜を切る
- フライパンで炒める
- 食器を洗う
- 鍋をかき混ぜる
これらの作業は、すべて前かがみ姿勢で行われます。
なぜ前かがみ姿勢が腰痛を引き起こすのか?
前かがみ姿勢では、椎間板(背骨の骨と骨の間のクッション)に強い圧力がかかります。
データ: 前かがみ姿勢では、立位の約1.5〜2倍の圧力が椎間板にかかると言われています。
さらに、腰の筋肉(脊柱起立筋)が常に緊張した状態になり、筋肉疲労が蓄積します。
結果: 腰痛、椎間板ヘルニア、腰椎椎間板症のリスクが高まります。
原因2. シンクの高さが合っていない
シンクが低すぎる問題
日本の一般的なキッチンのシンクの高さは、80〜85cm程度です。
しかし、これは身長160cm前後の方に合わせた高さであり、身長が高い方には低すぎます。
身長別の理想的なシンクの高さ
- 身長150cm: シンクの高さ 約75〜80cm
- 身長160cm: シンクの高さ 約80〜85cm
- 身長170cm: シンクの高さ 約85〜90cm
シンクが低すぎると、前かがみ姿勢がさらに強くなり、腰への負担が増大します。
調理台の高さも重要
シンクだけでなく、調理台(まな板を置く場所)の高さも重要です。
調理台が低すぎると、野菜を切る時に前かがみ姿勢になり、腰に負担がかかります。
原因3. 長時間の立ちっぱなし
立ち仕事は腰への負担が大きい
台所仕事は、基本的に立ちっぱなしです。
- 料理の準備(30分〜1時間)
- 調理中(30分〜1時間)
- 食器洗い(15〜30分)
- 合計: 1.5〜2.5時間以上
長時間立ち続けると、腰の筋肉が疲労し、血流が悪化します。
特に、同じ姿勢で立ち続けることが問題です。歩いていれば筋肉が動きますが、台所では同じ場所で立ち続けるため、筋肉が硬くなりやすいのです。
原因4. 硬い床(フローリング・タイル)
キッチンの床は硬い
多くの家庭のキッチンの床は、フローリングやタイルなど、硬い素材でできています。
硬い床の上で長時間立つと、足裏から腰にかけて衝撃が直接伝わり、腰への負担が増えます。
データ: 硬い床の上で立つと、柔らかいマットの上で立つ場合と比べて、腰への負担が約30〜40%増加すると言われています。
原因5. 重いものを持ち上げる動作
台所で重いものを持つ場面
台所では、意外と重いものを持つ機会が多いです。
- 重い鍋(水を入れると5〜10kg)
- お米の袋(5〜10kg)
- 調味料のボトル
- 買い物袋
特に危険なのは、低い位置から重いものを持ち上げる動作です。
- シンク下の収納から鍋を取り出す
- 床に置いた買い物袋を持ち上げる
- 冷蔵庫の下段から重いペットボトルを取り出す
これらの動作は、前かがみで膝を伸ばしたまま持ち上げることが多く、ぎっくり腰の原因になります。
原因6. 片足重心・体をひねる動作
無意識に片足に体重をかけている
台所で作業をしている時、多くの方が無意識に片足に体重をかけています。
- 右足に体重をかけて、左足は軽く曲げている
- 左足に体重をかけて、右足を後ろに引いている
片足重心は、骨盤の歪みを引き起こし、腰痛の原因になります。
体をひねる動作が多い
台所では、体をひねる動作が頻繁に発生します。
- 調理台からコンロに体を向ける
- 後ろの冷蔵庫を振り返る
- シンクから調理台に振り返る
体をひねる動作は、腰の椎間板や関節に負担をかけ、腰痛の原因になります。
原因7. 疲労・ストレスの蓄積
家事は休憩なしで続く
台所仕事は、休憩を取りにくい作業です。
- 「料理を早く作らないと」
- 「食事の時間に間に合わせないと」
- 「洗い物を早く片付けたい」
こうした時間的なプレッシャーにより、休憩を取らずに作業を続けてしまうことが多いです。
精神的ストレスも影響
家事に対する精神的なストレスも、腰痛を悪化させます。
- 「毎日同じことの繰り返し」
- 「家族が手伝ってくれない」
- 「自分ばかりが家事をしている」
精神的ストレスは、筋肉の緊張を引き起こし、腰痛を悪化させます。
台所仕事での腰痛 – こんな症状ありませんか?
以下のような症状がある方は、台所仕事が原因の腰痛の可能性が高いです。
チェックリスト
✓ 「料理をしていると、だんだん腰が痛くなってくる」
✓ 「食器洗いが終わる頃には、腰が伸ばせない」
✓ 「台所で作業した後、腰が重だるい」
✓ 「朝の食事の準備が一番辛い(朝は腰が硬いため)」
✓ 「夕食の準備が終わると、ソファに倒れ込んでしまう」
✓ 「台所に立つのが億劫になってきた」
✓ 「料理の途中で、何度も休憩したくなる」
✓ 「台所での作業時間を短くするようになった」
→ 3つ以上当てはまる方は、台所仕事が腰痛の原因になっている可能性が高いです。
今日からできる!台所での腰痛を防ぐ7つの予防法
それでは、具体的な予防法をご紹介します。今日から実践できる方法ばかりですので、ぜひ試してみてください!
予防法1. 正しい姿勢で作業する
背筋を伸ばし、腰を丸めない
台所で作業する時は、できるだけ背筋を伸ばした姿勢を保ちましょう。
具体的な方法
- 顎を引く
- 肩の力を抜く
- 腰を反りすぎない、丸めすぎない
- 体の中心に重心を保つ
シンクに近づく
シンクから遠い位置で作業すると、前かがみ姿勢になりやすいです。
できるだけシンクに近づき、体をシンクに寄せることで、前かがみ姿勢を避けられます。
片手をシンクや調理台につく
長時間の作業では、片手をシンクや調理台について、体重を分散させるのも効果的です。
予防法2. シンクの高さを調整する
シンクが低い場合の対処法
残念ながら、シンクの高さを物理的に変えることは難しいです。しかし、以下の工夫で対処できます。
台を使う
- まな板の下に厚めのまな板や台を置き、高さを上げる
- 調理台の高さを5〜10cm上げるだけでも、前かがみ姿勢が楽になります
踏み台を使う(逆の発想)
- シンクが高すぎる場合は、踏み台に乗ることで調整できます
予防法3. キッチンマットを敷く
クッション性のあるマットが効果的
硬い床の上で長時間立つのは、腰への負担が大きいです。
クッション性のあるキッチンマットを敷くことで、足裏から腰にかけての衝撃を和らげることができます。
おすすめのキッチンマット
- 厚さ1.5〜2cm以上
- 低反発素材または高反発素材
- 滑り止め付き
- 洗えるタイプ
データ: キッチンマットを使用すると、腰への負担が約30〜40%軽減されると言われています。
予防法4. こまめに休憩を取る
20〜30分に1回は休憩
台所で作業を続ける場合、20〜30分に1回は休憩を取りましょう。
休憩の取り方
- 椅子に座って休む(1〜2分でOK)
- 腰を伸ばすストレッチをする
- 歩いて血流を促進する
- 水分補給をする
「料理を早く作らないと」というプレッシャーがあるかもしれませんが、休憩を取ることで、かえって効率が上がり、腰痛も防げます。
予防法5. 重いものは正しく持ち上げる
正しい持ち上げ方
台所で重いものを持ち上げる時は、以下の手順を守りましょう。
ステップ1: 荷物に近づく
- 荷物から遠い位置で持ち上げると、腰への負担が大きい
- できるだけ荷物に近づく
ステップ2: 膝を曲げてしゃがむ
- 膝を伸ばしたまま持ち上げるのはNG
- 膝を曲げて、しゃがむ
ステップ3: 荷物を体に近づける
- 荷物を体から離して持つと、腰への負担が増える
- 荷物を体に近づける
ステップ4: 膝を伸ばしながら持ち上げる
- 腰の力ではなく、脚の力で持ち上げる
- ゆっくり、膝を伸ばしながら持ち上げる
高い位置・低い位置の収納を見直す
重いものは、腰の高さ(目線から腰の高さ)に収納しましょう。
- 床に近い低い位置
- 頭上の高い位置
これらの位置に重いものを収納すると、持ち上げる時に腰への負担が大きくなります。
予防法6. 片足重心を避け、両足均等に体重をかける
意識的に両足に体重をかける
台所で作業する時、無意識に片足に体重をかけてしまいがちです。
意識的に両足均等に体重をかけることで、骨盤の歪みを防ぎ、腰痛を予防できます。
時々足を入れ替える
どうしても片足重心になってしまう場合は、時々足を入れ替えることで、負担を分散させましょう。
体をひねらない工夫
台所での作業中、体をひねる動作を減らす工夫をしましょう。
- 調理台、コンロ、シンクを一直線に配置(可能であれば)
- よく使う調味料や道具は、手の届く範囲に置く
- 後ろを振り返る時は、体ごと向きを変える(腰だけひねらない)
予防法7. 台所でできる簡単ストレッチ
作業の合間にストレッチ
台所での作業の合間に、簡単なストレッチを取り入れましょう。
ストレッチ1: 腰を伸ばす(後屈)
- 両手を腰に当てる
- ゆっくり腰を後ろに反らす
- 5秒キープして戻す(3回)
効果: 前かがみ姿勢で縮んだ腰の筋肉を伸ばす
ストレッチ2: 体側伸ばし
- 片手を上に伸ばす
- ゆっくり体を横に倒す
- 脇腹が伸びるのを感じる
- 10秒キープして戻す(左右各3回)
効果: 体側の筋肉をほぐし、血流を促進
ストレッチ3: 膝を抱える
- 椅子に座る(または立ったまま)
- 片膝を両手で抱える
- 胸に引き寄せる
- 10秒キープして戻す(左右各3回)
効果: 腰とお尻の筋肉をほぐす
ストレッチ4: 肩回し
- 両肩を大きく回す
- 前回し5回、後ろ回し5回
効果: 肩と背中の筋肉をほぐし、姿勢を整える
台所仕事での腰痛を根本から改善 – 腰楽院オアシスのアプローチ
「予防法を試しても、腰痛がなかなか良くならない…」
そんな方は、身体全体のバランスが崩れている可能性があります。
腰楽院オアシスの特徴
本鵠沼駅徒歩1分の好立地
腰楽院オアシスは、本鵠沼駅から徒歩1分という便利な立地にあります。
お買い物の帰りや、家事の合間に気軽にお立ち寄りいただけます。
操体法で身体全体のバランスを整える
台所仕事での腰痛は、腰だけの問題ではありません。
- 骨盤の歪み
- 股関節の硬さ
- 足首の硬さ
- 姿勢の悪さ
これらが複合的に影響し、腰への負担が増えています。
腰楽院オアシスでは、操体法という優しい施術法を用いて、身体全体のバランスを整えます。
日常生活での姿勢・動作のアドバイス
当院では、施術だけでなく、日常生活での姿勢や動作のアドバイスも行っています。
- 台所での正しい姿勢
- 重いものの持ち方
- 自宅でできるストレッチ
一人ひとりの生活スタイルに合わせた、実践的なアドバイスを提供します。
患者様の声
50代女性(主婦)
「毎日の料理で腰が痛くなり、台所に立つのが辛くなっていました。腰楽院オアシスで施術を受けながら、台所での姿勢やキッチンマットの使い方を教えてもらいました。今では腰痛を気にせず料理ができるようになりました!本鵠沼駅から近いので、買い物のついでに通えるのも助かっています」
40代女性(パート勤務+主婦)
「仕事と家事で疲れが溜まり、特に夕食の準備が辛かったです。腰楽院オアシスで身体のバランスを整えてもらい、台所でのストレッチも教えてもらいました。今では疲れにくくなり、家事も楽になりました」
60代女性(主婦)
「長年、台所仕事で腰痛に悩まされていました。『年のせい』と諦めていましたが、腰楽院オアシスで『まだまだ改善できますよ』と言われ、通い始めました。3ヶ月で腰痛がほとんどなくなり、料理が楽しくなりました」
【動画】台所での腰痛予防法を実践!
実際の台所で、腰痛を防ぐための姿勢やストレッチを実演した動画をご用意しました。
この動画では、以下の内容を分かりやすく解説しています。
- 台所での正しい姿勢
- シンクでの作業時の注意点
- 作業の合間にできる簡単ストレッチ
- 重いものの正しい持ち方
ぜひ動画を見て、今日から実践してみてください!
📺 YouTube動画はこちら
[台所仕事で腰痛にならない方法 – 腰楽院オアシス]
チャンネル登録もよろしくお願いします!
まとめ|台所での腰痛は予防できます
台所仕事は、
「前かがみ」「同じ姿勢が続く」「立ちっぱなし」など、
実は腰に負担がかかりやすい環境がそろっています。
ただ、日頃のちょっとした工夫で、
腰痛を予防できるケースも少なくありません。
今日からできる7つの予防法
- 正しい姿勢を意識して作業する
- シンクの高さを自分に合うよう調整する
- キッチンマットを敷いて足腰の負担を減らす
- こまめに休憩を取る
- 重いものは正しい動作で持ち上げる
- 片足重心を避け、両足に均等に体重をかける
- 台所でもできる簡単なストレッチを取り入れる
それでも腰痛が続く場合は…
対策をしても腰のつらさが改善しない場合、
身体全体のバランスが崩れている 可能性も考えられます。
本鵠沼駅徒歩1分の腰楽院オアシスでは、
操体法を用いて身体のバランスを確認し、
日常動作で腰に負担がかかりにくい状態を目指します。
「一度、自分の体の状態を知っておきたい」
そんな方は、選択肢の一つとしてご相談ください。
予約について
腰楽院オアシスは 予約優先制 です。
💡 予約優先ですが、当日直接のご来院もOK!
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台所での腰痛にお悩みの方が、
少しでも楽に日常を過ごせるよう、お手伝いできれば幸いです。
📹 動画でも解説していますので、ぜひあわせてご覧ください。



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