寒くなると腰が固まる3つの本当の理由と対策|本鵠沼の整体院

ぎっくり腰(急性腰痛症)の原因と症状を解説するイラスト(腰楽院オアシス) 治療

寒くなると腰が固まる3つの本当の理由と対策|本鵠沼の整体院

「寒くなると、朝起きた時に腰が固まっている…」
「冬になると、腰痛がひどくなる…」
「暖かい季節は平気なのに、なぜ?」

そんなお悩みはありませんか?

実は、寒さと腰痛には、医学的に明確な関係があります。

この記事では、本鵠沼駅徒歩1分の腰楽院オアシスが、寒くなると腰が固まる3つの本当の理由と、今日からできる対策を詳しく解説します。


理由1. 血流が低下し、筋肉に酸素が届かなくなる

寒さで血管が収縮する

気温が下がると、人間の体は体温を保つために血管を収縮させます。

血管が収縮すると、血流が低下し、筋肉に十分な酸素や栄養が届かなくなります。

データ: 気温が10℃下がると、皮膚表面の血流量は約30〜40%減少すると言われています。


筋肉が硬くなる

筋肉は、酸素と栄養を使ってエネルギーを作り、動いています。

血流が低下すると、筋肉に酸素が届かず、筋肉が硬く緊張した状態になります。

特に、腰の筋肉(脊柱起立筋、腰方形筋など)は、常に体を支えているため、血流低下の影響を受けやすいのです。


こんな症状ありませんか?

✓ 朝起きた時、腰が固まっていて動かない
✓ 動き出すまでに時間がかかる
✓ 冷えると腰が重だるくなる
✓ お風呂に入ると腰が楽になる

→ これらは、血流低下による筋肉の硬化が原因です。


理由2. 寒さで筋肉が収縮し、常に緊張状態になる

寒さは筋肉を収縮させる

寒いと、体は熱を作るために筋肉を収縮させます。これが「震え」です。

しかし、震えるほど寒くなくても、寒さを感じると、無意識に筋肉が収縮した状態が続きます。


腰の筋肉が常に緊張

寒い環境では、腰の筋肉が常に緊張し、筋肉疲労が蓄積します。

例えば

  • 寒い朝、布団から出る時に体を縮こめる
  • 寒い外を歩く時、背中を丸めて歩く
  • 冷えた部屋で、体を縮めて座っている

これらの姿勢では、腰の筋肉が常に緊張しています。


姿勢が悪くなる

寒いと、無意識に猫背や前かがみの姿勢になります。

この姿勢は、腰の筋肉や椎間板に大きな負担をかけ、腰痛を悪化させます。


理由3. 関節液の粘度が上がり、関節が硬くなる

関節液とは?

関節の中には、関節液(滑液)という液体が満たされています。

関節液は、関節の動きをスムーズにし、衝撃を吸収する役割を持っています。


寒さで関節液が粘りやすくなる

気温が下がると、関節液の粘度(ねばりけ)が上がり、関節の動きが悪くなります。

: 冷えたオリーブオイルは固まって流れにくくなりますよね。関節液も同じように、寒さで粘りやすくなるのです。


腰椎の椎間関節・仙腸関節が硬くなる

腰には、椎間関節(背骨と背骨の間の関節)や仙腸関節(骨盤の関節)があります。

これらの関節の動きが悪くなると、腰が固まった感じがして、動き出しが辛くなります。


朝が特に辛い理由

夜間、寝ている間に関節液の粘度が上がるため、朝起きた時が最も関節が硬い状態です。

動き出すと、関節液が温まり、粘度が下がって動きやすくなります。

これが「朝起きた時が一番辛い」理由です。


今日からできる!寒い時期の腰痛対策5つ

対策1. 体を温める(特に腰と足)

腰を温める

  • 腹巻き、カイロ、湯たんぽを使う
  • 腰の筋肉を直接温めることで、血流が改善します

足を温める

  • 足元が冷えると、全身の血流が悪化します
  • 厚手の靴下、レッグウォーマー、足湯が効果的

お風呂にゆっくり浸かる

  • シャワーだけでなく、湯船に浸かる
  • 38〜40℃のぬるめのお湯に15〜20分
  • 血流が改善し、筋肉がほぐれます

対策2. 朝起きた時のストレッチ

布団の中でできるストレッチ

ストレッチ1: 膝を抱える

  1. 仰向けのまま、両膝を抱える
  2. 腰を丸めて、10秒キープ
  3. ゆっくり戻す(3回)

ストレッチ2: 体をひねる

  1. 仰向けのまま、両膝を立てる
  2. 膝を左右にゆっくり倒す
  3. 左右各10秒キープ(3回)

ストレッチ3: 猫のポーズ(起き上がってから)

  1. 四つん這いになる
  2. 背中を丸める、反らす
  3. 5回繰り返す

対策3. 室温を上げる(20〜22℃が理想)

寝室の温度を保つ

  • 夜間、室温が下がりすぎないよう、暖房を活用
  • タイマー機能を使い、朝起きる1時間前に暖房をつける

日中も冷やさない

  • 日中も室温を20〜22℃に保つ
  • 厚着をするだけでなく、部屋自体を温める

対策4. 水分をしっかり摂る

冬は脱水になりやすい

冬は夏ほど喉が渇かないため、水分摂取が不足しがちです。

しかし、脱水になると血流が悪化し、筋肉が硬くなります。

1日1.5〜2リットルを目安に、こまめに水分を摂りましょう。

温かい飲み物がおすすめ

  • 白湯、生姜湯、ハーブティー
  • 体の中から温まります

対策5. 適度な運動で筋肉を動かす

冬は運動不足になりがち

寒いと外出が減り、運動不足になります。

運動不足は、筋肉の血流をさらに悪化させ、腰痛を悪化させます。

おすすめの運動

  • ウォーキング(20〜30分)
  • 室内でのストレッチ
  • ラジオ体操
  • 階段の上り下り

腰楽院オアシスでできること

「この記事に書いてある対策を試してみたけど、
正直あまり変わらなかった…」

そんな方は、腰そのものではなく、身体全体のバランスが崩れているかもしれません。

本鵠沼駅徒歩1分の腰楽院オアシスでは、
強く揉まず、身体が楽に動く方向を使う〈操体法〉で、
腰に負担をかけている原因から整えていきます。

✔ 朝の起き上がりがつらい
✔ 立ち上がる瞬間に痛みが出る
✔ 寒くなると腰が不安になる

そんな方が、無理なく日常を過ごせる体づくりをサポートしています。


予約について

腰楽院オアシスは 予約優先制 です。

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