今日はずっと家にあった漫画『あじさいの唄』を読み終えました。
患者さんに勧められて購入したものの、読む気が湧かず、引っ越しを機に片付けようと思い、意を決して読み始めました。
物語は切ないエピソードが中心ですが、作者の巧みな筆致によって、悲しいだけの作品にはならず、どこか心温まる余韻を残します。
特に、忠さんというキャラクターが登場するあたりから物語は加速し、一気に読み進めることができました。
全体を通して、雨上がりの紫陽花のように、切ないけれど美しい作品だったと感じます。
ありがとうございました。
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