おはようございます。
皆様いかがお過ごしでしょうか?
読書家にとって、読書はかけがえのない時間であり、心を豊かにしてくれるものです。
私も先日、吉野源三郎の「君たちはどう生きるか」を読み終えました。
この作品は、1937年に発表された少年小説ですが、時代を超えて多くの人々に愛され続ける、まさに不朽の名作と言えるでしょう。
15歳の少年コペルが、親友のアンセルムや家族、教師との交流を通して、人間としてどのように生きるかを模索していく物語は、現代社会を生きる私たちにも多くの示唆を与えてくれます。
特に印象深かったのは、叔父さんの言葉です。
「人間は、まず自分のことだけを考える動物だ。しかし、同時に、もっと偉大なもの、もっと崇高なもの、つまり、全人類の幸福、全人類の進歩を考えることができる動物でもあるのだ。」
この言葉は、私たち人間の本質を突いており、利己心と利他心の葛藤を考えさせられます。
また、コペルが様々な人と出会い、互いを理解し、尊重することの大切さを学んでいく様子も、心を温かくしてくれます。
「君たちはどう生きるか」は、単なる児童文学にとどまらず、人生の指針となるような深いメッセージが込められた作品です。
人生に迷っている方、人間関係に悩んでいる方、生きることの意味について考えたい方におすすめの一冊です。
この作品を通して、
- 人間としてどのように生きるか
- 周りの人とどのように関わっていくか
- 社会に貢献するにはどうすれば良いか
などについて、改めて考えさせられました。
読書の秋にぜひ手に取っていただき、吉野源三郎の「君たちはどう生きるか」の世界に浸ってみてはいかがでしょうか?
#読書 #君たちはどう生きるか #吉野源三郎 #人生 #人間関係 #社会
コメント