日常生活で簡単にできる「体の歪みチェック法」

足を組んで姿勢が悪くなる原因と症状を解説するイラスト(腰楽院オアシス) 治療

腰痛治療|腰楽院オアシス|本鵠沼駅近く

こんにちは、皆さん。前回は足を組む習慣と体の歪みの関係についてお話ししました。今回は、ご自宅で簡単にできる「体の歪みチェック法」をご紹介します。

鏡を使った簡単チェック

1. 正面姿勢チェック

まっすぐ立って鏡の前に立ちましょう。以下のポイントを確認してください

  • 両肩の高さは同じですか?
  • 顔の左右対称性はありますか?
  • 腕を下ろした時、両側の隙間(体と腕の間)は左右同じですか?
  • おへそは体の真ん中にありますか?

2. 横姿勢チェック

横向きになって確認しましょう

  • 耳・肩・腰・膝・くるぶしが一直線上にありますか?
  • 背中や腰が過度に反っていませんか?
  • 猫背になっていませんか?

動作で確認する歪みチェック

3. スクワットテスト

軽く足を肩幅に開いてスクワットをしてみましょう

  • 両膝は真っ直ぐ前に向かって曲がっていますか?
  • かかとが浮き上がりませんか?
  • バランスを崩さずに行えますか?

4. 片足立ちテスト

片足で立ってみましょう

  • 30秒以上安定して立てますか?
  • 左右の差はありませんか?
  • バランスを取るために体が傾きませんか?

日常生活での気づき

5. 履き物のチェック

  • 靴の減り方は左右対称ですか?
  • いつも同じ部分(例:外側)だけが減っていませんか?

6. 座り方のチェック

いつも同じ姿勢で座っていませんか?

  • 足を組む方向は決まっていますか?
  • 椅子に深く腰掛けられますか?
  • 体重が左右どちらかに偏っていませんか?

7. 寝相チェック

  • いつも同じ向きで寝ていませんか?
  • 朝起きたとき、体の特定の部分が痛くなっていませんか?

セルフチェックの結果を活かす

これらのチェックで左右差や偏りが見つかった場合、それは体に歪みがある証拠かもしれません。特に複数のチェックで異常が見られる場合は、体が無意識のうちに調整を行っている状態です。

先日ご来店いただいた30代女性は、自宅でのセルフチェックで「右肩が明らかに下がっている」ことに気づかれました。長年のデスクワークでマウス操作を右手で行うことが習慣になっていたそうです。操体法による施術と、日常生活での簡単なエクササイズを続けることで、徐々に肩の高さが揃ってきています。

また、50代女性は片足立ちテストで左右差が大きいことがわかり、当店にご相談いただきました。実は腰の歪みが原因で右足に体重をかけるクセがついていたのです。操体法による調整と、バランス感覚を養うエクササイズを取り入れることで改善に向かっています。

最後に

体の歪みは、日々の生活習慣によって少しずつ蓄積されていきます。早期発見・早期対応が重要です。これらのセルフチェックを定期的に行って、ご自身の体の状態を知ることから始めましょう。

歪みが見つかった場合は、無理な自己矯正は避け、専門家のアドバイスを受けることをおすすめします。当店の操体法は、体が本来持っている調整力を引き出し、自然な形で歪みを改善していく方法です。

次回は「日常生活に取り入れられる、体の歪みを予防・改善するための簡単エクササイズ」をご紹介する予定です。ぜひお楽しみに!

あなたの体の声に耳を傾け、健やかな毎日をお過ごしください。

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