スニーカーの正しい履き方と靴紐の結び方|足の疲れを防ぐ方法を解説

ぎっくり腰(急性腰痛症)の原因と症状を解説するイラスト(腰楽院オアシス) 治療

スニーカーの正しい履き方|意外と知らない靴紐の結び方

「スニーカーなんて適当に履けばいいでしょ?」

そう思っていませんか?実は、スニーカーの履き方や靴紐の結び方一つで、足の疲れやすさ、怪我のリスク、さらには腰や膝への負担まで大きく変わってくるんです。

今回は、整体院の視点から、体に優しいスニーカーの正しい履き方と、足のトラブルを防ぐ靴紐の結び方をご紹介します。

間違ったスニーカーの履き方がもたらすトラブル

まず、こんな履き方をしていませんか?

やりがちなNG行動

  • 靴紐を結んだまま、足をねじ込むように履く
  • かかとを踏んでスリッパのように履く
  • 靴紐をゆるゆるに結んでいる
  • 逆に、きつく結びすぎている
  • 靴べらを使わない

これらの履き方を続けると

  • 足の疲れが早い
  • 靴擦れができやすい
  • 外反母趾や扁平足のリスク
  • 足首や膝を痛める
  • 腰痛の原因にも

スニーカーの正しい履き方【基本編】

ステップ1: 靴紐を緩める

靴紐を結んだまま履くのは絶対にNG。必ず靴紐を緩めてから履きましょう。

緩め方

  1. 一番上の穴から3〜4段目まで靴紐を緩める
  2. 足が楽に入る程度まで開く
  3. 無理に足を押し込まない

ステップ2: かかとを合わせる

靴に足を入れたら、かかとをトントンと地面に軽く打ち付けて、かかとの位置を合わせます。

ポイント

  • かかとが靴の一番後ろにぴったり収まっているか確認
  • つま先には1〜1.5cmの余裕があるのが理想

ステップ3: つま先を上げた状態で紐を結ぶ

ここが意外と知られていないコツです。

正しい結び方

  1. つま先を上げる(かかとは地面につけたまま)
  2. この状態で靴紐を締めていく
  3. 下から順番に締める
  4. 最後に通常の状態に戻して歩いてみる

なぜつま先を上げるのか? 歩くとき、つま先が上がった状態(踵が地面について、つま先が浮く瞬間)があります。この状態で紐を結ぶと、歩行時に最も足にフィットした状態になります。

ステップ4: 適度な締め具合を確認

チェックポイント

  • 足の甲に圧迫感がない
  • でも、中で足が動かない程度にはフィット
  • 指を動かせる
  • 靴紐と足の間に指1本入る程度

足のトラブル別:靴紐の結び方

普通の結び方だけでなく、足の悩みに応じた結び方があります。

1. 甲高の人向け:パラレル結び(並行結び)

甲が高くて圧迫感がある人におすすめ。

結び方

  1. 片側の紐だけを上に通していく
  2. もう片方の紐で横に渡す
  3. 紐が平行になるように結ぶ

効果: 甲への圧力が分散され、痛みが軽減

2. かかとが浮く人向け:ヒールロック(ランナー結び)

ランニングシューズでよく使われる結び方で、かかとをしっかり固定します。

結び方

  1. 通常通り一番上の穴の1つ手前まで結ぶ
  2. 最上部の穴に下から通す(輪ができる)
  3. 反対側の輪に紐を通す
  4. 引っ張って固定してから結ぶ

効果: かかとが固定され、靴擦れ防止に

3. 外反母趾の人向け:ギャップレーシング

親指の付け根が痛い人におすすめ。

結び方

  1. 痛む部分の穴を1つ飛ばす
  2. その部分だけ緩めに結ぶ
  3. 他の部分は通常通り

効果: 痛む部分への圧力を減らす

4. 足の甲が痛い人向け:ウィンドウレーシング

足の甲に窓を作るように結びます。

結び方

  1. 痛む部分の穴で、片側だけ縦に紐を通す
  2. 窓のような隙間を作る
  3. 上下はしっかり結ぶ

効果: 甲の特定部分の圧迫を避ける

5. 幅広足の人向け:クロスレーシング(通常の結び方)

実は、一般的なクロス結びが幅広足には最適です。ただし:

ポイント

  • 下部は少し緩め
  • 上部でしっかり固定
  • 全体を均等に締めすぎない

靴紐の長さと太さも重要

適切な紐の長さ

靴紐が短すぎたり長すぎたりすると、結びにくかったり、ほどけやすくなります。

目安

  • ローカットスニーカー: 100〜120cm
  • ミッドカット: 120〜140cm
  • ハイカット: 140〜180cm

紐の種類

  • 丸紐: ほどけやすいが、締めやすい
  • 平紐: ほどけにくく、圧力が分散される(おすすめ)

スニーカーを長持ちさせるコツ

靴べらを使う

かかと部分の型崩れを防ぎます。100円ショップのもので十分です。

毎回紐を解く

面倒でも、毎回きちんと紐を解いてから脱ぎましょう。靴の形が崩れにくくなります。

2足以上をローテーション

毎日同じ靴を履くと、湿気がこもり傷みやすくなります。2〜3足をローテーションで履くのが理想です。

定期的に紐を洗う

靴紐は汚れやすいですが、洗えます。洗濯ネットに入れて洗濯機で洗えば、清潔に保てます。

こんな症状があれば靴が合っていないサイン

  • 歩いた後、足の特定部分が赤くなる
  • 靴擦れが頻繁にできる
  • 歩いている途中で紐を結び直す必要がある
  • 1日履いた後、足がひどく疲れる
  • 小指や親指が痛い

これらの症状がある場合、靴のサイズが合っていないか、結び方が適切でない可能性があります。

スニーカー選びの基本

せっかく正しい履き方をしても、サイズが合っていなければ意味がありません。

試着のタイミング

夕方に試着しましょう。朝よりも足がむくんでいる状態で試した方が、実際に履く状態に近くなります。

試着時のチェックポイント

  • 立った状態で試す
  • 両足とも履く
  • 実際に歩いてみる
  • つま先に1〜1.5cmの余裕があるか
  • かかとが浮かないか
  • 幅が窮屈でないか

左右でサイズが違う人へ

多くの人は、左右の足のサイズが微妙に違います。大きい方の足に合わせて選び、小さい方は中敷きで調整しましょう。

まとめ

スニーカーの正しい履き方

  1. 靴紐を必ず緩めてから履く
  2. かかとを合わせる
  3. つま先を上げた状態で紐を結ぶ
  4. 適度な締め具合を確認
  5. 足の悩みに応じて結び方を変える

特に「つま先を上げて紐を結ぶ」というテクニックは、意外と知られていませんが、効果は抜群です。今日から試してみてください。

正しい履き方をするだけで、足の疲れが軽減され、長時間歩いても快適です。たかが靴の履き方、されど靴の履き方。ぜひ意識してみてくださいね。


腰楽院オアシスより

足元の問題は、実は全身に影響します。靴の履き方が悪いと、足首、膝、腰と連鎖的に負担がかかり、慢性的な痛みの原因になることも。

「靴を変えても足が痛い」「歩くと腰が痛くなる」という方は、足のアライメント(配列)や歩き方に問題があるかもしれません。当院では、足から全身のバランスを整える施術も行っています。お気軽にご相談ください。


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