肩こりの時にやってはいけない8つのこと|逆効果になる間違った対処法
肩がパンパンに張って辛い…
肩こりは日本人の国民病とも言われ、多くの人が悩んでいます。しかし、良かれと思ってやっている対処法が、実は肩こりを悪化させているかもしれません。
今回は、整体師として数多くの肩こり患者さんを診てきた経験から、絶対にやってはいけない8つのことと、正しい対処法を詳しく解説します。
肩こりとは?
肩こりは、首から肩、背中にかけての筋肉が緊張し、血流が悪くなることで起こります。
肩こりの主な原因
- デスクワーク(長時間のパソコン作業)
- スマホの使いすぎ
- 運動不足
- ストレス
- 姿勢の悪さ
- 眼精疲労
- 冷え
肩こりの症状
- 肩や首の張り、重だるさ
- 頭痛
- 腕の痺れ
- 吐き気
- 目の疲れ
【絶対NG】肩こりの時にやってはいけない8つのこと
❌ NG行動1: 強く揉みすぎる・叩く
これが最も多い間違いです。
「強く揉めば楽になる」と思いがちですが、実は逆効果です。
やってはいけないこと
- ぐいぐい強く揉む
- トントン叩く
- マッサージ器で長時間揉む
- 毎日長時間マッサージを受ける
なぜダメなのか
- 筋肉の繊維を傷める
- 炎症を起こす
- 「揉み返し」で翌日さらに痛くなる
- 筋肉が硬くなる(防御反応)
- 強い刺激に慣れて、どんどん強く揉まないと満足できなくなる
正しい対処法
- 優しく、適度な強さで
- 「痛気持ちいい」程度
- 短時間(15分程度)
- 専門家に任せる
❌ NG行動2: 首を自分でボキボキ鳴らす
首を捻って「バキッ」と音を鳴らすクセがある人は要注意です。
なぜダメなのか
- 実際にマッサージガンで首を当てすぎて頚椎捻挫をした方を数名診ています
- 自分で無理に鳴らすと、靭帯を傷める
- 頚椎を痛める危険性
- クセになる(依存性)
- 骨格のバランスが崩れる
首の骨は非常にデリケート: 首には脳に繋がる重要な神経や血管が集中しています。素人が無理に動かすのは危険です。
もし鳴らしたい場合
- 整体師やカイロプラクターなど専門家に任せる
- 自分では絶対にやらない
❌ NG行動3: 同じ姿勢を長時間続ける
デスクワークやスマホを見続けると、肩こりは悪化します。
やってはいけないこと
- 2時間以上同じ姿勢
- 休憩なしでパソコン作業
- 寝転がってスマホを見続ける
なぜダメなのか
- 筋肉が固まる
- 血流が悪くなる
- 肩こりが慢性化
正しい対処法
- 30分〜1時間に1回は立ち上がる
- 軽くストレッチ
- 肩を回す、首を動かす
❌ NG行動4: 冷やす
腰痛と違って、慢性的な肩こりを冷やすのは逆効果です。
やってはいけないこと
- 冷湿布を貼る
- エアコンの風を直接当てる
- 薄着で冷やす
なぜダメなのか
- 血流がさらに悪くなる
- 筋肉が固まる
- 肩こりが悪化
例外(冷やしても良い場合)
- 寝違えて急性の痛みがある
- 触ると熱を持っている
- 炎症が起きている
正しい対処法
- 温める(お風呂、蒸しタオル、カイロ)
- 首や肩を冷やさない服装
❌ NG行動5: 運動をしない
「肩が痛いから動かさない」は、慢性化の原因になります。
やってはいけないこと
- 全く運動しない
- ずっと座りっぱなし
- 痛いからと動かさない
なぜダメなのか
- 筋肉が弱る
- 血流が悪化
- 肩こりが慢性化
- 姿勢が悪くなる
正しい対処法
- 軽い運動(ウォーキング、水泳など)
- ストレッチ
- 肩甲骨を動かす運動
❌ NG行動6: ストレスを溜め込む
精神的なストレスは、肩こりの大きな原因です。
なぜストレスが肩こりに?
- 無意識に肩に力が入る
- 筋肉が緊張する
- 呼吸が浅くなる
- 血流が悪くなる
対処法
- リラックスする時間を持つ
- 深呼吸を意識する
- 趣味や運動でストレス発散
- 十分な睡眠
❌ NG行動7: 痛み止めや湿布だけで済ませる
症状だけを抑えて、根本原因を放置するのは危険です。
なぜダメなのか
- 原因が解決していない
- 一時的に楽になっても再発
- 慢性化しやすい
- 薬に依存してしまう
正しい対処法
- 痛み止めは補助的に使う
- 根本原因を改善する(姿勢、運動不足など)
- 専門家に相談
❌ NG行動8: 枕が合っていないのに放置
枕が合っていないと、寝ている間ずっと首や肩に負担がかかります。
こんな枕はNG
- 高すぎる枕(顎が引ける)
- 低すぎる枕(首が反る)
- 柔らかすぎる枕(頭が沈む)
- 硬すぎる枕(首が浮く)
チェックポイント
- 朝起きたとき、肩や首が痛い → 枕が合っていない
- 仰向けで寝たとき、首の角度が自然か
正しい枕の選び方
- 高さ: 首の隙間を埋める程度
- 硬さ: 適度に支える硬さ
- 専門店で相談するのがベスト
肩こりの正しい対処法
すぐにできる対処法
1. 温める
- お風呂にゆっくり浸かる(38〜40度)
- 蒸しタオルを肩に当てる
- カイロを貼る(低温やけどに注意)
2. 肩甲骨を動かす
肩こりの多くは、肩甲骨周りの筋肉の緊張が原因です。
簡単な運動
- 両肩を上げて、ストンと落とす(10回)
- 肩を大きく前回し、後ろ回し(各10回)
- 肩甲骨を寄せる運動(10回)
3. ストレッチ
- 首を左右にゆっくり倒す
- 腕を上げて伸ばす
- 肩甲骨周りを伸ばす
ポイント: 優しく、痛みが出ない範囲で行う
4. 姿勢を改善する
デスクワークの正しい姿勢
- 椅子に深く座る
- 画面は目線の高さ
- 肘は90度
- 足の裏全体が床につく
生活習慣の改善
1. 適度な運動
週2〜3回、30分程度の運動がおすすめです。
おすすめの運動:
- ウォーキング
- 水泳
- ヨガ
- ラジオ体操
2. こまめに休憩
デスクワークの場合:
- 30分〜1時間に1回立ち上がる
- 軽くストレッチ
- 遠くを見る(目の疲れ軽減)
3. 十分な睡眠
睡眠不足は筋肉の回復を妨げます。7〜8時間の睡眠を確保しましょう。
こんな症状は要注意!専門家へ相談を
🚨 すぐに病院へ行くべき症状
- 腕や手に強い痺れがある
- 握力が明らかに落ちた
- 頭痛や吐き気が強い
- 発熱を伴う
- 数週間経っても全く改善しない
これらは、頚椎ヘルニアや神経根症状、その他の病気のサインかもしれません。
⚠️ 整体院への相談がおすすめな症状
慢性的な肩こりの場合、骨格のバランスや姿勢の問題が根本原因のことが多いです。
整体院で改善しやすい症状:
デスクワークでの慢性的な肩こり
- 姿勢の悪さが原因
- 骨盤や背骨のバランスが崩れている
寝ても肩こりが取れない
- 枕や寝姿勢の問題
- 骨格のズレ
マッサージしてもすぐ戻る
- 根本原因が解決していない
- 骨格調整が必要
五十肩との見分け方
肩こりと思っていても、実は「五十肩(肩関節周囲炎)」の可能性があります。
五十肩の特徴
- 腕が水平以上に上がらない
- これが五十肩の最大の特徴
- 上がる場合は、五十肩ではない可能性
夜間痛がある
- 夜、寝ていると肩が痛くて目が覚める
- これは肩の袋(肩峰下滑液包)が炎症を起こしている可能性
- 単なる肩こりではない
五十肩と肩こりの違い:
| 症状 | 五十肩 | 肩こり |
|---|---|---|
| 腕の上がり方 | 水平以上上がらない | 上がる |
| 夜間痛 | ある(激しい) | ない、または軽い |
| 動かせる範囲 | 極端に制限される | 動かせる |
| 発症 | 急激 | 徐々に |
もし五十肩の疑いがある場合は、自己判断でストレッチなどをせず、専門家に相談しましょう。
首の捻挫の可能性も
肩こりと思っていても、実は首の捻挫が隠れている場合があります。
首の捻挫の症状
- 朝、起き上がりで痛みがある
- 目の奥が熱い感じがする
- 角度によって痺れが出る
これらの症状がある場合は、首の問題も疑ってみましょう。
肩こりを予防するために
デスクワークの環境を整える
モニターの高さ
- 目線の高さか、やや下
- 首が下を向きすぎない位置
椅子の高さ
- 足の裏全体が床につく
- 膝が90度
キーボードとマウス
- 肘が90度で使える位置
- 手首に負担がかからない
スマホの使い方
NG: 下を向いてスマホを見る(ストレートネック)
OK: スマホを目の高さに持ち上げる
日常生活の工夫
1. カバンの持ち方
- 同じ肩ばかりでかけない
- リュックを使う
- 重い荷物は両手で分ける
2. 寝る前のケア
- 軽いストレッチ
- 肩を温める
- リラックスする
3. 定期的なメンテナンス
- 月1回程度、整体でケア
- 蓄積した疲労をリセット
まとめ
肩こりの時に絶対にやってはいけない8つのこと
- 強く揉みすぎる・叩く → 筋肉を傷める
- 首を自分でボキボキ鳴らす → 頚椎捻挫のリスク
- 同じ姿勢を長時間続ける → 筋肉が固まる
- 冷やす → 血流が悪化(急性期以外)
- 運動をしない → 慢性化の原因
- ストレスを溜め込む → 筋肉が緊張
- 痛み止めだけで済ませる → 根本解決にならない
- 枕が合っていないのに放置 → 毎晩負担がかかる
正しい対処法
- 温める
- 肩甲骨を動かす
- 適度な運動
- 姿勢を改善
- ストレス管理
こんな症状は要注意
- 腕が水平以上に上がらない → 五十肩の可能性
- 夜間に痛みで目が覚める → 肩の袋の炎症
- 朝起き上がりで痛い、目の奥が熱い → 首の捻挫の可能性
五十肩の見分け方
- 本当の五十肩は腕が水平以上に上がらない
- 上がる場合は違う可能性がある
- 夜間痛がある場合は肩の袋の炎症を疑う
肩こりは、生活習慣や姿勢の改善で良くなることが多いです。ただし、慢性化している場合は、根本的な原因(骨格のズレ、筋肉のバランス)を整える必要があります。不安な症状がある場合は、早めに専門家に相談しましょう。
腰楽院オアシスより
慢性的な肩こりでお困りの方、当院では根本原因から改善するアプローチを行っています。
- マッサージしてもすぐ戻る
- 何年も肩こりに悩んでいる
- 頭痛や吐き気を伴う
- 腕が上がりにくい
- 夜間に肩が痛くて目が覚める
こういった症状の方は、単なる筋肉の凝りだけでなく、骨格のバランスや姿勢の問題が隠れている可能性があります。
当院では、骨盤や背骨のバランスを整えることで、肩こりの根本原因にアプローチします。五十肩と思われていた症状が、実は違う原因で改善したケースも多くあります。
「もう治らないかも」と諦める前に、ぜひ一度ご相談ください。あなたに合った改善プランをご提案します。
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