足底筋膜炎とは?原因・症状・歩き方改善で根本治療|藤沢市の整体院

足底筋膜炎とは

足底筋膜炎(そくていきんまくえん)は、足の裏にある足底筋膜(足底腱膜)という組織が炎症を起こし、踵(かかと)や足の裏に痛みが生じる疾患です。

「朝起きて最初の一歩が痛い」「歩き始めると踵が痛い」——これが足底筋膜炎の典型的な症状です。

放置すると慢性化し、数ヶ月〜数年単位で痛みが続くこともあるため、早めの対処が重要です。


足底筋膜とは?足底筋膜炎のメカニズム

足底筋膜の役割

足底筋膜(足底腱膜)は、踵の骨から足の指の付け根まで、足の裏を縦に走る厚い繊維状の組織です。

主な役割

  • 足のアーチ(土踏まず)を支える: 足のアーチを保持し、体重を分散させる
  • 歩行時の衝撃を吸収: 地面からの衝撃を和らげるクッションの役割
  • 歩行時の推進力を生む: 歩く時、足底筋膜が伸び縮みすることで、前に進む力を生む

足底筋膜炎のメカニズム

足底筋膜炎は、以下のような過程で発症します。

1. 足底筋膜への負担の蓄積

  • 長時間の立ち仕事、歩きすぎ、激しいスポーツなど
  • 不適切な歩き方、靴の選び方
  • 足底筋膜に繰り返しストレスがかかる

2. 微細な損傷と炎症

  • 足底筋膜の繊維に小さな傷ができる
  • 特に、踵の骨に付着している部分(付着部)が損傷しやすい
  • 炎症が起き、痛みが発生

3. 慢性化

  • 損傷と炎症を繰り返すと、組織が硬く肥厚する
  • 踵の骨に骨棘(こつきょく:骨のトゲ)ができることもある

足底筋膜炎の原因 – なぜ起こるのか?

足底筋膜炎は、日常生活のさまざまな要因から発症します。

主な原因

1. 不適切な歩き方

踵からドンドン歩く人

  • 踵から強く着地する歩き方は、足底筋膜への衝撃が大きい
  • 特に、体重が重い方やスピードが速い方は要注意

正しい歩き方: 踵から着地するのは自然ですが、「ドンドン」と音を立てず、足裏全体で柔らかく着地することが大切です。


2. 靴の問題

先のとがった靴(ポインテッドトゥ)

  • つま先が圧迫され、足指が正常に使えない
  • 足のアーチが崩れ、足底筋膜に負担がかかる

ヒールの高い靴

  • つま先に体重が集中し、足底筋膜が常に伸ばされた状態
  • 長期間履き続けると、足底筋膜が短縮し、硬くなる

ペタンコすぎる靴(クッション性がない)

  • クッション性がないと、足底筋膜が直接衝撃を受ける

【危険信号】ヒールしか履けない足になっていませんか?

こんな症状がある方は要注意!

✓ 「ヒールを脱いで、ペタンコな靴(スニーカーやフラットシューズ)を履くと、足の裏が痛い」
✓ 「裸足で歩くと、足の裏が突っ張る感じがする」
✓ 「朝起きた時、足の裏が痛い」

これは足底筋膜が硬く短縮しているサインです。このまま放置すると、足底筋膜炎を発症するリスクが非常に高いです。

なぜヒールしか履けなくなるのか?

ヒールを長期間履き続けると、足底筋膜とアキレス腱が短縮し、硬くなります。この状態でペタンコな靴を履くと、足底筋膜が急激に引き伸ばされ、痛みが出ます。

「ヒールしか履けない足」は、足底筋膜炎予備軍です。今すぐ対策を始めましょう。


3. 足のアーチの問題

扁平足(へんぺいそく)

  • 土踏まずがない、または低い状態
  • 足底筋膜が常に引き伸ばされ、負担がかかる

ハイアーチ(甲高)

  • 土踏まずが高すぎる状態
  • 足底筋膜が硬く、柔軟性が低い
  • 衝撃吸収能力が低下

4. 長時間の立ち仕事・歩きすぎ

  • 立ち仕事(販売員、美容師、看護師など)
  • 長距離のウォーキング、ランニング
  • 足底筋膜への負担が蓄積

5. 体重の増加・肥満

体重が重いと、足底筋膜への負担が増えます。

データ: BMI 30以上の肥満の方は、標準体重の方と比べて足底筋膜炎のリスクが約2〜3倍高いとされています。


6. 加齢

年齢を重ねると、足底筋膜の柔軟性が失われ、硬くなります。また、足の脂肪層(クッション)が薄くなり、衝撃吸収能力が低下します。

好発年齢: 40代〜60代に多く見られます。


7. 急激な運動量の増加

  • 急に運動を始めた
  • マラソン大会に向けてトレーニングを開始
  • 足底筋膜が急激な負荷に耐えられず、損傷

8. ふくらはぎ・アキレス腱の硬さ

ふくらはぎやアキレス腱が硬いと、足首の動きが制限され、足底筋膜に負担がかかります。


こんな人がなりやすい

職業・生活スタイル

  • 立ち仕事(販売員、美容師、看護師、教師など)
  • ランナー、スポーツ選手
  • ヒールを毎日履く女性

体質・生活習慣

  • 扁平足、ハイアーチ
  • 肥満気味
  • ふくらはぎ・アキレス腱が硬い
  • 運動不足

年齢

  • 40代〜60代が最も多い

足底筋膜炎の典型的な症状 – 「これ、足底筋膜炎かも?」

足底筋膜炎には、特徴的な症状パターンがあります。

最も典型的な症状: 朝の一歩目の痛み

「朝起きて、ベッドから降りた最初の一歩が激痛」

これが足底筋膜炎の最も典型的な症状です。

なぜ朝が痛いのか?

夜間、足底筋膜は短縮した状態で休んでいます。朝起きて体重をかけると、足底筋膜が急激に引き伸ばされ、炎症部位に痛みが走ります。

歩いているうちに足底筋膜が温まり、少し伸びてくるため、数分〜数十分で痛みが和らぐことが多いです。


痛みの場所

踵の内側

  • 最も多い痛みの場所
  • 足底筋膜が踵の骨に付着している部分

土踏まずの中央

  • 足底筋膜の中央部が痛むこともある

踵全体

  • 踵全体が痛む、または踵の底が痛む

痛みの特徴

動作時の痛み

  • 歩き始めの痛み(朝の一歩目、座った後の立ち上がり)
  • 長時間歩いた後の痛み
  • 階段の上り下り
  • つま先立ち

安静時の痛み

  • 座っている時や寝ている時は痛くないことが多い
  • ただし、重症化すると安静時も痛むことがある

足底筋膜炎の「あるある」パターン

こんな症状に当てはまりませんか?

✓ 「朝起きて、ベッドから降りた最初の一歩が激痛」
✓ 「しばらく座っていて立ち上がると、踵が痛い」
✓ 「歩いているうちに少し楽になる」
✓ 「長時間歩くと、また痛みが強くなる」
✓ 「階段を上る時、踵が痛い」
✓ 「つま先立ちをすると踵が痛い」
✓ 「足の裏を押すと、踵の内側が痛い」
✓ 「ヒールを脱いで、ペタンコな靴を履くと足の裏が痛い」

3つ以上当てはまる方は、足底筋膜炎の可能性が高いです。


症状の進行パターン

【初期】軽度の痛み・違和感

典型的な症状

  • 朝の一歩目に軽い痛み
  • 歩いているうちに痛みが消える
  • 長時間歩くと少し痛い

日常生活への影響 まだ大きな支障はなく、「疲れのせい」と見過ごしがちです。

この段階でできること 靴の見直し、歩き方の改善、ストレッチで改善できる可能性が高いです。この時期に治療を始めれば、数週間〜2ヶ月程度で治ることが多いです。


【中期】慢性的な痛み

典型的な症状

  • 朝の一歩目が激痛
  • 日中も歩くと痛みが出る
  • 立ち仕事や長時間歩くのが辛い

日常生活への影響

  • 仕事や家事に支障が出る
  • 外出を控えるようになる
  • 痛み止めを飲む頻度が増える

この段階での対応 整形外科でレントゲン・超音波検査を受け、整体や理学療法を開始します。治療期間は3〜6ヶ月程度かかることが多いです。


【後期】重症化・慢性化

典型的な症状

  • 常に踵が痛い(安静時も痛むことがある)
  • 歩行が困難
  • 踵に骨棘(こつきょく)ができている

この段階での対応 保存療法を6ヶ月以上続けても改善しない場合、体外衝撃波治療や手術が検討されることもあります。治療期間は6ヶ月〜1年以上かかることもあります。


【重要】足底筋膜炎は早期治療が鍵!

発症してからの期間と治療期間の目安

発症からの期間治療期間の目安
1〜2週間以内数週間〜2ヶ月
1〜3ヶ月3〜6ヶ月
6ヶ月以上6ヶ月〜1年以上

腰楽院オアシスの経験では、発症してすぐに治療を始めた方は、驚くほど早く治ります。逆に、数ヶ月〜数年放置してから来院される方は、治るまでに時間がかかります。

「少し痛いけど、そのうち治るだろう」と放置せず、早めにご相談ください。


病院での診断・検査

足底筋膜炎の診断には、整形外科での検査が有効です。

問診・身体診察

問診

  • いつから、どんな時に痛むか
  • 朝の一歩目の痛みの有無
  • 痛みの場所、痛みの強さ
  • 靴の種類、歩き方の癖

身体診察

  • 足の裏を押して、痛みの場所を確認
  • 足のアーチの状態(扁平足、ハイアーチ)
  • ふくらはぎ、アキレス腱の硬さ
  • 歩き方のチェック

画像検査

レントゲン検査

  • 踵の骨に骨棘(こつきょく)ができているか確認
  • ただし、足底筋膜そのものは写らない

超音波(エコー)検査

  • 足底筋膜の肥厚、炎症の有無を確認
  • 足底筋膜炎の診断に最も有効

MRI検査

  • 他の疾患(腫瘍、骨折など)を除外するために行うことがある

診断の流れ

  1. 問診・身体診察で「足底筋膜炎の疑い」
  2. 超音波検査で「足底筋膜の肥厚・炎症」を確認
  3. 症状と画像所見が一致すれば「足底筋膜炎」と診断

治療法 – 保存療法が基本

足底筋膜炎の治療は、**保存療法(手術しない治療)**が基本です。約90%以上の患者さんは、保存療法で改善します。

保存療法(手術しない治療)

1. 安静・休息

痛みが強い時期は、無理に歩かず、足を休めることが大切です。

  • 長時間の立ち仕事を避ける
  • ランニングなどのスポーツを一時中止
  • 足を高くして休む

2. アイシング(冷却)

炎症が強い時期(発症直後〜数週間)は、痛みの部位を冷やすことで炎症を抑えます。

  • 保冷剤やアイスパックをタオルで包み、15〜20分冷やす
  • 1日2〜3回繰り返す

3. ストレッチ

足底筋膜、ふくらはぎ、アキレス腱のストレッチが非常に効果的です。

足底筋膜のストレッチ(おすすめ!)

  1. 椅子に座り、片足を反対の膝に乗せる
  2. 足の指をつかみ、ゆっくり手前に引く(足の裏が伸びる感じ)
  3. 10秒キープして戻す(10回×3セット)
  4. 朝起きた時、寝る前に行う

4. 靴・インソールの見直し

適切な靴の選び方

  • クッション性が高い
  • 踵がしっかり固定される
  • つま先に余裕がある
  • アーチサポートがある

インソール(中敷き)

  • 市販のアーチサポートインソールが効果的
  • オーダーメイドのインソールも有効

5. 薬物療法

  • 痛み止め(NSAIDs): 炎症と痛みを抑える
  • 湿布: 局所的な痛みを和らげる

6. 理学療法

  • ストレッチ指導
  • 足底筋膜のマッサージ
  • 超音波治療
  • 温熱療法

7. 整体・マッサージ

腰楽院オアシスのアプローチ(後述)


手術療法

保存療法を6ヶ月以上続けても改善しない場合、以下の治療が検討されることがあります。

体外衝撃波治療

  • 足底筋膜に衝撃波を当てて、組織の再生を促す
  • 保険適用外(自費)が多い

手術

  • 足底筋膜の一部を切開し、緊張を和らげる
  • 踵の骨棘を削る
  • 最終手段として検討

腰楽院オアシスの足底筋膜炎治療アプローチ

腰楽院オアシスでは、足底筋膜炎に対して操体法と歩き方改善を中心とした根本治療を行っています。

当院の治療方針

足底筋膜炎は、足だけの問題ではありません。

多くの方は「足の裏が痛い」と思って来院されますが、実際には身体全体のバランスの崩れが根本原因であることが多いです。

  • 骨盤の歪み
  • 股関節の硬さ
  • 膝の使い方
  • 足首の硬さ
  • 歩き方の癖

これらが複合的に影響し、足底筋膜に過度な負担がかかっています。


当院の3つの特徴

1. 操体法で身体全体のバランスを整える

当院では、操体法という優しい施術法を用いて、身体全体のバランスを整えます。

  • 骨盤の歪みを整える
  • 股関節、膝、足首の動きを改善する
  • 全身の筋肉の緊張をほぐす

足底筋膜への負担が減り、自然治癒力が高まります。


2. 歩き方の改善指導

足底筋膜炎を根本から治すには、歩き方を変えることが最も重要です。

当院では、あなたの歩き方を詳しくチェックし、以下の点を改善指導します。

  • 踵からドンドン歩かない: 足裏全体で柔らかく着地する
  • 足指を使って歩く: 足指でしっかり地面を蹴る
  • 重心の位置: 体の中心に重心を保つ

患者様にも頑張っていただく部分

歩き方の改善は、施術だけでは治りません。患者様ご自身が、日常生活で意識して歩き方を変えていく努力が必要です。

当院では、分かりやすく丁寧に指導しますので、一緒に頑張りましょう!


3. 靴・インソールのアドバイス

  • どんな靴が良いか、悪いか
  • インソールの選び方

治療期間の目安

早期(発症して1〜2週間以内)

  • 治療期間: 数週間〜2ヶ月
  • 週1〜2回の施術+自宅でのストレッチ・歩き方の意識

中期(発症して1〜3ヶ月)

  • 治療期間: 3〜6ヶ月
  • 週1回の施術+自宅でのケア・歩き方の改善

慢性化(発症して6ヶ月以上)

  • 治療期間: 6ヶ月〜1年以上
  • 根気強く治療を続ける必要があります

繰り返しますが、早期治療が最も重要です。少しでも足の裏に痛みを感じたら、すぐにご相談ください。


患者様にお願いしたいこと

足底筋膜炎の治療は、施術だけでは治りません。

以下のことを、患者様ご自身も頑張っていただく必要があります。

✓ 毎日のストレッチ(朝・夜)
✓ 歩き方の意識(日常生活で常に意識)
✓ 適切な靴を選ぶ
✓ 体重管理(肥満の方)
✓ 無理をしない(痛みが強い時は休む)

当院は、あなたの努力を全力でサポートします。一緒に頑張りましょう!


日常生活でできるセルフケア・予防法

足底筋膜炎の予防と再発防止には、日常生活での工夫が重要です。

避けるべき動作・靴

ヒールの高い靴を毎日履く → 足底筋膜が短縮する
先のとがった靴 → 足指が圧迫され、アーチが崩れる
クッション性のない靴(ペタンコすぎる靴) → 衝撃が直接足底筋膜に
サイズの合わない靴 → 足に余計な負担
裸足で硬い床を歩く → 衝撃が大きい
踵からドンドン歩く → 足底筋膜への衝撃が大きい


おすすめの動作・靴

クッション性の高いスニーカー → 衝撃吸収
アーチサポートインソール → 足底筋膜への負担軽減
足裏全体で柔らかく着地 → 歩き方の改善
足指を使って歩く → 足底筋膜の機能を活かす
適正体重を維持 → 足への負担を減らす
毎日のストレッチ → 足底筋膜の柔軟性を保つ


自宅でできる簡単ストレッチ

1. 足底筋膜のストレッチ(最重要!)

  • 椅子に座り、片足を反対の膝に乗せる
  • 足の指をつかみ、ゆっくり手前に引く
  • 10秒キープ×10回×3セット
  • 朝起きた時、寝る前に行う

2. ふくらはぎ・アキレス腱のストレッチ

  • 壁に手をつき、片足を後ろに引く
  • 後ろの足の踵を床につけたまま、前の膝を曲げる
  • ふくらはぎが伸びるのを感じながら20秒キープ
  • 左右3セットずつ

3. ゴルフボール・テニスボールマッサージ

  • 椅子に座り、足の裏でゴルフボールを転がす
  • 痛気持ちいい程度の力で、1〜2分
  • 踵から土踏まずまで、まんべんなく

4. タオルギャザー運動

  • 床にタオルを置き、足指でタオルをたぐり寄せる
  • 足指の筋力を鍛え、アーチをサポート

ヒールを履く方への特別アドバイス

ヒールをやめる必要はありません。でも、工夫が必要です。

毎日ヒールは避ける: 週の半分はスニーカーの日を作る
ヒールの高さを抑える: 3〜5cm程度が理想
太めのヒール: ピンヒールより安定したヒール
帰宅後すぐにストレッチ: 足底筋膜とアキレス腱を伸ばす
インソールを入れる: ヒール用のアーチサポートインソール


よくある質問(FAQ)

Q1. 足底筋膜炎は完治しますか?

A. はい、適切な治療とセルフケアを続ければ、完治します。 ただし、治療期間は発症からの期間により異なります。

  • 早期(1〜2週間以内): 数週間〜2ヶ月
  • 中期(1〜3ヶ月): 3〜6ヶ月
  • 慢性化(6ヶ月以上): 6ヶ月〜1年以上

完治後も、歩き方や靴に気をつけることで、再発を防げます。


Q2. 再発しやすいですか?

A. 適切なケアをしないと、再発しやすいです。 再発を防ぐには、以下が重要です。

  • 正しい歩き方の維持
  • 適切な靴の選択
  • 毎日のストレッチ
  • 体重管理
  • 無理をしない

Q3. 湿布は効きますか?

A. 急性期(炎症が強い時期)には一定の効果があります。 ただし、湿布だけでは根本的な治療にはなりません。ストレッチ、歩き方の改善、靴の見直しなどを併用することが大切です。


Q4. マッサージを受けても大丈夫?

A. 足の裏を強く揉むのはNGです。 炎症が悪化する可能性があります。

当院のような**優しい施術(操体法)**や、ゴルフボールでの軽いマッサージなら大丈夫です。


Q5. インソールは効果ありますか?

A. はい、非常に効果的です。 アーチサポートインソールは、足底筋膜への負担を軽減します。市販のもので十分効果がありますが、症状が重い場合はオーダーメイドも検討してください。


Q6. ランニングはいつから再開できますか?

A. 痛みが完全に消えてからが基本です。目安は以下の通りです。

  • 軽いウォーキング: 痛みが落ち着いたらすぐ
  • ジョギング: 痛みが消えて2週間後
  • ランニング: 痛みが消えて1ヶ月後

再開前に、ストレッチ、靴の見直し、フォームの改善を行いましょう。


Q7. 整体院と整形外科、どちらに行くべき?

A. 両方を併用するのがベストです。

  • 整形外科: 診断、画像検査、炎症が強い時期の治療
  • 整体院: 身体のバランス調整、歩き方指導、根本治療

当院では、必要に応じて整形外科への受診をお勧めしています。


Q8. ヒールをやめないといけませんか?

A. 完全にやめる必要はありませんが、工夫が必要です。

  • 毎日ヒールは避ける(週の半分はスニーカー)
  • ヒールの高さを抑える(3〜5cm程度)
  • 帰宅後すぐにストレッチ
  • ヒール用のインソールを使う

「ヒールしか履けない足」になっている方は、今すぐストレッチを始めましょう。


Q9. 予防のために何をすればいい?

A. 以下の5つが基本です。

  1. 毎日のストレッチ(足底筋膜、アキレス腱)
  2. 正しい歩き方(踵からドンドン歩かない)
  3. 適切な靴の選択(クッション性、アーチサポート)
  4. 体重管理
  5. 無理をしない(痛みが出たらすぐ休む)

Q10. 骨棘(こつきょく)ができていると言われました。手術が必要ですか?

A. 骨棘があっても、必ずしも手術が必要なわけではありません。 骨棘は足底筋膜炎の結果としてできるもので、骨棘そのものが痛みの原因とは限りません。

保存療法で痛みが改善すれば、骨棘があっても問題ありません。手術が必要なのは、保存療法を6ヶ月以上続けても改善しない場合です。


患者様の声

40代女性(販売員)
「立ち仕事で、朝起きた時の一歩目が激痛でした。ヒールを毎日履いていたのが原因だと腰楽院オアシスで言われ、歩き方とストレッチを教えてもらいました。2ヶ月で痛みがほぼ消失し、今では仕事にも支障がありません」

50代男性(ランナー)
「マラソン大会に向けてトレーニングを始めたら、踵が痛くなりました。病院で『足底筋膜炎』と診断され、こちらに相談しました。身体のバランスを整えてもらい、フォームも改善したところ、3ヶ月で復帰できました」

30代女性(会社員)
「ヒールしか履けない足になっていて、ある日突然足の裏が痛くなりました。『もっと早く来ればよかった』と後悔しました。半年かかりましたが、今では痛みもなく、スニーカーも履けるようになりました」


最後に – 早期治療が最も重要

足底筋膜炎は、早期治療が最も重要です。

「少し痛いけど、そのうち治るだろう」と放置すると、慢性化し、治るまでに半年〜1年以上かかることもあります。

発症してすぐに治療を始めれば、数週間〜2ヶ月で治ることが多いです。

腰楽院オアシスでは、操体法で身体全体のバランスを整え、歩き方改善で根本治療を行います。患者様と一緒に、二人三脚で治していきます。

足の裏の痛みでお悩みの方、「ヒールしか履けない足」になっている方、ぜひ一度当院にご相談ください。

※個々の症状や体質により、効果や必要な施術期間には個人差があります。詳しくはカウンセリング時にご説明いたします。


予約について

腰楽院オアシスは 予約優先制 です。

💡 予約優先ですが、当日直接のご来院もOK!
空きがあればすぐにご案内できます♪


足底筋膜炎の症状や治療法について、不安や疑問がある方は、まずお電話またはLINEでご相談ください。あなたの状況を伺い、最適なアドバイスをお伝えします。

腰楽院オアシスは、あなたの足の痛み改善を全力でサポートします。一緒に頑張りましょう!