
腰椎椎間板症とは
腰椎椎間板症(ようついついかんばんしょう)は、腰部の背骨(腰椎)にある椎間板が損傷や加齢により変性し、様々な痛みやしびれを引き起こす状態です。椎間板は背骨の骨と骨の間に位置するクッション材として、日常的な衝撃を吸収し、スムーズな体の動きをサポートする重要な役割を担っています。
椎間板ヘルニアのように髄核が飛び出すほどではないものの、椎間板の変性により痛みが生じている状態を指します。
椎間板とは?腰椎椎間板症のメカニズムを理解しよう
背骨(脊椎)と椎間板の構造
私たちの背骨は、椎骨(ついこつ)という骨が首から腰まで24個積み重なってできています。
- 頸椎(けいつい): 首の部分 – 7個
- 胸椎(きょうつい): 胸の部分 – 12個
- 腰椎(ようつい): 腰の部分 – 5個
特に腰の部分の腰椎5個は、上半身の重みを支える重要な役割を担っており、負担がかかりやすい部位です。
椎間板の役割と構造
椎間板は、椎骨と椎骨の間に挟まれたクッション材です。
構造
- 繊維輪(せんいりん): 外側の硬い部分(コラーゲン繊維でできている)
- 髄核(ずいかく): 内側のゼリー状の柔らかい部分(水分が豊富)
この2層構造により、椎間板は衝撃を吸収し、背骨の柔軟な動きを可能にしています。
腰椎椎間板症とは?
腰椎椎間板症は、椎間板が変性(老化・劣化)することで痛みが生じる状態です。
椎間板の変性とは
- 加齢や繰り返しの負担により、椎間板の水分が減少
- 繊維輪が弱くなり、亀裂が入る
- 髄核の弾力性が失われる
- 椎間板全体が薄く、硬くなる
この変性により、椎間板周辺に炎症が起き、腰痛が発生します。
椎間板ヘルニアとの違い
| 項目 | 腰椎椎間板症 | 椎間板ヘルニア |
|---|---|---|
| 椎間板の状態 | 変性しているが、飛び出していない | 髄核が飛び出している |
| 神経の圧迫 | 軽度または無し | 明確な神経圧迫がある |
| 足のしびれ | 軽度または無し | 強いしびれが出やすい |
| 腰痛 | 主に腰部の痛み | 腰痛+足の痛み・しびれ |
| MRI所見 | 椎間板の変性 | 髄核の突出が写る |
簡単に言うと: 腰椎椎間板症は「椎間板が老化・劣化して痛みが出ている状態」、椎間板ヘルニアは「椎間板が飛び出して神経を圧迫している状態」です。
腰椎椎間板症の原因 – なぜ起こるのか?
腰椎椎間板症は、日常生活のさまざまな要因から発症します。単一の原因ではなく、複数の要因が組み合わさって発症することが多いです。
主な原因
1. 加齢による変化
年齢を重ねるにつれて、椎間板の水分含有量が減少し、弾力性が失われます。
- 20代: 椎間板の水分量は約88%
- 60代: 椎間板の水分量は約70%以下
この変性により、椎間板のクッション機能が低下し、痛みが出やすくなります。
好発年齢: 30代〜50代に多く見られます。
2. 姿勢の問題
長時間の同一姿勢の維持
- デスクワーク、運転、長時間の座り仕事
- 前かがみの姿勢は椎間板に強い圧力がかかる(立位の1.4倍)
- 継続的なストレスで椎間板が次第に弱まる
猫背・反り腰
- 不良姿勢により、椎間板への負担が偏る
- 特定の椎間板に集中的にストレスがかかる
3. 過度な負荷
重量物の持ち上げ
- 前かがみで重い物を持ち上げる動作は、椎間板に体重の数倍の圧力がかかる
- 特に、膝を伸ばしたまま腰だけで持ち上げるのは危険
繰り返しの動作
- 中腰での作業(介護、農作業、工事現場など)
- 体をひねる動作の繰り返し(スポーツなど)
4. 筋力の低下
運動不足による筋力低下
- 腹筋・背筋が弱いと、椎間板への負担が増える
- 背骨を支える筋肉が衰えると、椎間板が直接的に負担を受ける
5. 肥満
体重が重いと、腰椎への負担が増し、椎間板への圧力が高まります。
データ: BMI 30以上の肥満の方は、標準体重の方と比べて腰痛のリスクが約1.5〜2倍高いとされています。
6. 遺伝的要因
家族に腰痛持ちの人が多い場合、椎間板の変性が早く進みやすい傾向があります。
7. 喫煙
喫煙により血流が悪化し、椎間板への栄養供給が減少します。これにより椎間板の変性が早まります。
8. 外傷(ぎっくり腰など)
ぎっくり腰や交通事故などで椎間板に強い負荷がかかると、椎間板が損傷し、変性が進むことがあります。
こんな人がなりやすい
職業・生活スタイル
- デスクワーク、ドライバー(長時間座る)
- 介護職、看護師(前かがみ作業が多い)
- 建設業、引っ越し業(重労働)
- スポーツ選手(激しい動き、体のひねり)
体質・生活習慣
- 運動不足で腹筋・背筋が弱い
- 肥満気味
- 喫煙習慣がある
- 家族に腰痛持ちが多い
年齢
- 30代〜50代(働き盛り)が最も多い
- ただし、20代〜60代まで幅広く発症する
腰椎椎間板症の典型的な症状 – 「これ、椎間板症かも?」
腰椎椎間板症には、特徴的な症状パターンがあります。
最も典型的な症状: 腰部の慢性的な痛み
痛みの特徴
- 慢性的な鈍痛: 常に腰が重だるい、違和感がある
- 動作時の痛み: 前かがみ、後ろに反る、体をひねると痛みが増す
- 長時間の同じ姿勢で悪化: 座りっぱなし、立ちっぱなしで痛みが強くなる
- 朝の痛み: 起床時に腰が固まっている感じ、動き出すと少し楽になる
痛みの範囲
主に腰部
- 腰の真ん中、または片側に集中
- お尻や太ももに軽い痛み・だるさが広がることもある
足のしびれは少ない
- 椎間板ヘルニアと違い、足に強いしびれが出ることは少ない
- ただし、軽度のしびれやだるさを感じることはある
姿勢による症状の変化
症状が悪化する姿勢・動作
- 前かがみ(椎間板に圧力がかかる)
- 長時間座る(椎間板への圧力は立位の1.4倍)
- 重い物を持つ
- 体をひねる
- 咳、くしゃみ(腹圧が上がる)
症状が和らぐ姿勢・動作
- 仰向けで膝を立てて寝る
- 横向きで膝を曲げて寝る
- 立って歩く(座るより椎間板への圧力が低い)
腰椎椎間板症の「あるある」パターン
こんな症状に当てはまりませんか?
✓ 「朝起きた時、腰が固まっていて、動き出すまで時間がかかる」
✓ 「デスクワークで座り続けると、腰がどんどん痛くなる」
✓ 「前かがみで靴下を履くのが辛い」
✓ 「長時間運転すると腰が痛くなる」
✓ 「重い物を持つと、腰に響く」
✓ 「腰が常に重だるく、スッキリしない」
✓ 「咳やくしゃみをすると腰に痛みが走る」
✓ 「立ちっぱなしでも座りっぱなしでも辛い」
→ 3つ以上当てはまる方は、腰椎椎間板症の可能性があります。
症状の進行パターン
【初期】軽度の違和感・だるさ
典型的な症状
- 腰の軽い違和感、重だるさ
- 長時間座ると腰が痛い
- 朝起きた時に腰が硬い感じ
日常生活への影響 まだ大きな支障はなく、「疲れのせい」「年のせい」と見過ごしがちです。
この段階でできること 姿勢改善、運動習慣、整体などで進行を遅らせられる可能性が高いです。
【中期】慢性的な腰痛
典型的な症状
- 常に腰に痛み・だるさがある
- 動作時に痛みが増す
- お尻や太ももにだるさが出ることも
日常生活への影響
- デスクワークや立ち仕事が辛い
- 家事や育児に支障が出る
- 痛み止めを飲む頻度が増える
この段階での対応 整形外科でMRI検査を受け、保存療法(薬・理学療法・整体)を開始します。
【後期】強い痛み・神経症状の出現
典型的な症状
- 常に強い痛みがある
- お尻から足にかけて痛み・しびれが広がる(椎間板ヘルニアに進行している可能性)
- 動作が大きく制限される
この段階での対応 MRI検査で椎間板ヘルニアへの進行がないか確認し、必要に応じて手術も検討します。
腰椎椎間板症 vs 他の腰痛疾患
腰椎椎間板症 vs 椎間板ヘルニア
| 項目 | 腰椎椎間板症 | 椎間板ヘルニア |
|---|---|---|
| 椎間板の状態 | 変性しているが飛び出していない | 髄核が飛び出している |
| 腰痛 | 主に腰部の痛み | 腰痛+足の痛み・しびれ |
| 足のしびれ | 軽度または無し | 強いしびれが出やすい |
| MRI所見 | 椎間板の変性 | 髄核の突出が写る |
| 回復期間 | 数週間〜数ヶ月 | 数週間〜数ヶ月(ヘルニアの程度による) |
腰椎椎間板症 vs ぎっくり腰
| 項目 | 腰椎椎間板症 | ぎっくり腰 |
|---|---|---|
| 発症 | 徐々に | 突然 |
| 痛みの強さ | 中程度(慢性的) | 非常に強い(急性) |
| 原因 | 椎間板の変性 | 筋肉・関節の損傷 |
| 回復期間 | 長期(数週間〜数ヶ月) | 短期(数日〜数週間) |
腰椎椎間板症 vs 脊柱管狭窄症
| 項目 | 腰椎椎間板症 | 脊柱管狭窄症 |
|---|---|---|
| 好発年齢 | 30〜50代 | 60代以降 |
| 原因 | 椎間板の変性 | 脊柱管の狭窄 |
| 歩行 | 歩行可能(座ると辛い) | 間欠性跛行(歩くと辛い) |
| 姿勢 | 前かがみで痛い | 前かがみで楽 |
病院での診断・検査
腰椎椎間板症の診断には、整形外科での検査が必要です。
問診・身体診察
問診
- いつから、どんな時に痛むか
- 痛みの範囲、しびれの有無
- 姿勢による症状の変化
- 日常生活での支障
身体診察
- 腰の動きのチェック(前屈、後屈、側屈、回旋)
- 痛みが出る動作の確認
- 神経反射のチェック
- 筋力・感覚のチェック
画像検査
レントゲン検査
- 骨の変形、椎間板の高さを確認
- 椎間板が薄くなっている(椎間板の変性)のが分かる
- ただし、椎間板そのものは写らない
MRI検査(最も重要)
- 椎間板の変性度合いを詳しく確認
- 椎間板の水分量、繊維輪の状態を可視化
- ヘルニアの有無も確認できる
- 腰椎椎間板症の診断に最も有効
CT検査
- MRIが撮れない方(ペースメーカー使用など)に有効
- 骨の状態を詳しく確認
診断の流れ
- 問診・身体診察で「腰椎椎間板症の疑い」
- MRI検査で「椎間板の変性」を確認
- 症状と画像所見が一致すれば「腰椎椎間板症」と診断
重要: MRIで椎間板の変性が写っても、症状がなければ治療の必要はありません。加齢により誰でも椎間板は変性するため、画像所見と症状の両方が一致することが診断の条件です。
治療法 – 保存療法が基本
腰椎椎間板症の治療は、保存療法(手術しない治療)が基本です。多くの患者さんは、保存療法で改善します。
保存療法(手術しない治療)
1. 薬物療法
- 痛み止め(NSAIDs): 炎症と痛みを抑える
- 筋弛緩薬: 筋肉の緊張をほぐす
- 湿布: 局所的な痛みを和らげる
メリット: 手軽に始められる、即効性がある
デメリット: 症状を和らげるだけで根本治療ではない、長期服用で副作用のリスク
2. 理学療法・リハビリ
- ストレッチ: 腰・股関節の柔軟性を高める
- 筋力トレーニング: 腹筋・背筋を鍛え、背骨を支える力をつける
- 姿勢指導: 正しい姿勢を身につける
- 温熱療法: 血流を改善し、筋肉をほぐす
メリット: 副作用がない、根本的な体力・筋力の改善につながる
デメリット: 効果が出るまでに時間がかかる、継続が必要
3. 整体・マッサージ・鍼灸
骨格のバランスを整え、筋肉の緊張を和らげることで、症状を軽減します。
メリット: 薬を使わない、リラックス効果もある
デメリット: 保険適用外が多い(自費)
保存療法が向いている人
- 軽症〜中等度で、まだ日常生活が送れる
- 手術のリスクを避けたい
- 足のしびれがない、または軽度
- 時間をかけて改善を目指したい
保存療法の期間 通常、3〜6ヶ月間は保存療法を試します。この期間で改善しない場合、椎間板ヘルニアへの進行がないか再検査します。
手術療法
腰椎椎間板症そのものでは、手術になることは稀です。ただし、椎間板ヘルニアに進行した場合は、手術が検討されることがあります。
手術が必要なケース
- 椎間板ヘルニアに進行し、足に強いしびれ・筋力低下がある
- 排尿・排便障害がある(緊急性が高い)
- 保存療法を6ヶ月以上続けても改善しない
- 日常生活に深刻な支障がある
いつ病院・整体院に行くべきか?
すぐに整形外科へ(緊急性が高い)
- 排尿・排便のコントロールができない
- 足に全く力が入らない
- 安静にしていても激痛がある
- 足に強いしびれがある
→ 椎間板ヘルニアや他の疾患の可能性があります。MRI検査を受けましょう。
なるべく早く整形外科へ
- 腰痛が1週間以上続く
- お尻や太ももに痛み・しびれが広がっている
- 動作時に痛みが強く出る
- 痛み止めを飲んでも効かない
→ MRI検査で椎間板の状態を確認しましょう。
整形外科での診断後、整体院との併用がおすすめ
- MRI検査で「腰椎椎間板症」と診断された
- 痛み止めだけでなく、根本的なケアを受けたい
- 病院のリハビリだけでは物足りない
→ 保存療法(整体・運動療法)で改善が期待できます。
整体院から始めてもOK(軽症)
- 腰が重だるい、違和感がある
- 長時間座ると腰が痛い
- まだ病院には行っていないが、不安がある
- 予防的にケアを始めたい
→ 整体で身体のバランスを整えながら、必要に応じて医療機関をご紹介します。
整体院でできるケア – 腰楽院オアシスのアプローチ
腰楽院オアシスでは、腰椎椎間板症に対して段階的かつ優しいアプローチを行っています。
当院の施術方針
操体法に基づいた優しい施術
腰椎椎間板症の痛みが強い時期は、強く揉んだり押したりすると、かえって悪化する可能性があります。当院では、痛みのない方向に動かしながら、身体のバランスを整える「操体法」を用いています。
「痛い部分を無理に触らない」「身体が気持ち良いと感じる方向に動かす」ことで、自然に筋肉の緊張がほぐれ、椎間板への負担が軽減されます。
当院の特徴
1. 専門知識を持った施術者による対応
腰椎椎間板症の治療に特化した知識と豊富な経験を持つ施術者が、お一人おひとりの状態を詳細に評価し、最適な施術プランを立案します。
2. 分かりやすい説明とコミュニケーション
症状のメカニズムや施術内容について丁寧に説明し、患者様の不安や疑問に真摯にお答えします。治療過程における疑問点は遠慮なくご相談ください。
3. 包括的なサポート体制
症状の緩和だけでなく、日常生活への円滑な復帰と再発予防まで、トータルでサポートいたします。生活習慣の改善点や自宅でできるケア方法もアドバイスします。
段階別のケア
急性期(痛みが強い時期)
- 痛みの強い部位への負担を軽減する施術
- 楽な姿勢のアドバイス
- 日常生活での注意点の指導
この時期は無理に動かさず、「どう過ごすか」のアドバイスが中心です。
回復期(痛みが落ち着いてきた時期)
- 筋肉のバランスを整える調整
- 骨盤・背骨の歪みを優しく整える
- 痛みの再燃を防ぐ動作指導
- 徐々に動きを取り戻すためのガイダンス
この時期から施術を受けることで、回復が早まります。
維持期(症状が安定した時期)
- 全身のバランスを整え、再発しにくい体づくり
- 腰周りの筋肉を強化するセルフケア方法
- 日常生活での腰への負担を減らす姿勢や動作のコツ
- 体の冷えや疲労を溜めない生活習慣のアドバイス
整体院 vs 病院 – どちらに行くべき?
こんな時は病院へ
- 足にしびれ、力が入らない
- 排尿・排便障害がある
- 痛みが1週間以上続く
- MRI検査を受けていない
こんな時は整体院でもOK
- MRI検査で「腰椎椎間板症」と診断された
- 痛み止めだけでなく、根本的なケアを受けたい
- 病院のリハビリだけでは物足りない
ベストな選択: 病院で診断を受け、必要に応じて整体院でケアを受ける(併用)
日常生活でできるセルフケア・予防法
腰椎椎間板症の予防と再発防止には、日常生活での工夫が重要です。
避けるべき動作・姿勢
❌ 長時間の座りっぱなし → 椎間板への圧力が最も高い
❌ 前かがみ姿勢の長時間維持 → 椎間板に最も負担がかかる
❌ 膝を伸ばしたまま重い物を持つ → 椎間板に体重の数倍の圧力
❌ 急な体のひねり → 椎間板に亀裂が入りやすい
❌ 柔らかすぎるソファ・ベッド → 腰が沈んで負担増
❌ 喫煙 → 椎間板への血流が悪化
おすすめの動作・姿勢
✅ 正しい座り方 → 背もたれを使い、腰にクッションを入れる
✅ 1時間に1回は立ち上がる → 椎間板への圧力を分散
✅ 膝を曲げてしゃがんでから持ち上げる → 腰ではなく脚の力を使う
✅ 硬めのマットレス → 腰が沈まず、負担が少ない
✅ 横向き・膝を曲げて寝る → 椎間板への圧力が最も低い
✅ 適正体重を維持 → 腰への負担を減らす
自宅でできる簡単ストレッチ・運動
1. 膝抱えストレッチ(腰を伸ばす)
- 仰向けで両膝を抱え、腰を丸める
- 10〜20秒キープ
- 腰の筋肉をほぐし、椎間板への圧力を減らす
2. 四つん這いで背中を丸める(猫のポーズ)
- 四つん這いになり、背中を丸める
- 10秒キープして戻す
- 背骨の柔軟性を保つ
3. ブリッジ(お尻上げ)
- 仰向けで膝を立て、お尻を持ち上げる
- 5秒キープして下ろす(10回)
- 腰を支える筋肉を強化
4. プランク(体幹トレーニング)
- うつ伏せで肘をつき、体を一直線に保つ
- 10〜30秒キープ
- 腹筋・背筋を鍛え、腰への負担を減らす
5. ウォーキング
- 1日20〜30分、無理のない範囲で
- 全身の血流を改善し、椎間板への栄養供給を促進
注意: 痛みが強い時期は無理をせず、安静にしてください。ストレッチは痛みが落ち着いてから始めましょう。
日常生活の工夫
デスクワーク
- 椅子の高さを調整し、足が床につくようにする
- モニターは目線の高さに
- 1時間に1回は立ち上がって歩く
- 腰にクッションを入れる
重い物の持ち方
- 荷物に近づく
- 膝を曲げてしゃがむ
- 荷物を体に近づける
- 膝を伸ばしながら持ち上げる(腰ではなく、脚の力を使う)
車の運転
- 座席を前に調整し、背もたれを立てる
- 腰にクッションを入れる
- 長距離運転は1時間ごとに休憩
寝具の工夫
- 硬めのマットレス(または敷布団)
- 横向きで膝を曲げて寝る(抱き枕を使うと楽)
- 仰向けの場合は膝の下にクッションを入れる
体重管理 肥満は腰への負担を増やします。適正体重を保つことが予防につながります。
禁煙 喫煙は椎間板の血流を悪化させ、変性を早めます。禁煙することで、椎間板の健康が保たれます。
放置した場合のリスク
腰椎椎間板症を「年のせい」と放置すると、以下のリスクがあります。
椎間板ヘルニアへの進行
適切なケアをしないと、椎間板の変性がさらに進み、椎間板ヘルニアに進行することがあります。ヘルニアになると、足に強いしびれや痛みが出て、日常生活に大きな支障をきたします。
慢性腰痛の悪化
放置すると、痛みが慢性化し、数ヶ月〜数年単位で続くことがあります。慢性腰痛は、生活の質を大きく低下させます。
活動量の低下・筋力低下
痛みのため動くことを避けるようになり、筋力が低下します。筋力が低下すると、さらに腰への負担が増え、悪循環に陥ります。
生活の質(QOL)の低下
痛みが続くと、仕事や趣味、家事などに支障をきたし、精神的にも落ち込みやすくなります。
早めの対応が、将来の生活の質を守ります。
よくある質問(FAQ)
Q1. 腰椎椎間板症は完治しますか?
A. 変性した椎間板を「元の状態に戻す」ことは難しいですが、症状を大幅に軽減し、日常生活を快適に送ることは十分可能です。
適切なケア(姿勢改善、筋力強化、整体など)により、痛みが消失し、普通に生活できるようになる方も多くいます。
「完治」ではなく、「症状をコントロールしながら、上手に付き合っていく」という考え方が大切です。
Q2. 椎間板ヘルニアに進行しますか?
A. 必ずしも進行するわけではありません。適切なケアを続ければ、ヘルニアへの進行を防げることが多いです。
ただし、重い物を持ち続ける、不良姿勢を続けるなど、椎間板への負担が続くと、ヘルニアに進行するリスクが高まります。
Q3. 仕事はいつから復帰できますか?
A. 症状の程度によりますが、目安は以下の通りです。
- デスクワーク: 痛みが落ち着けばすぐに復帰可能(ただし、こまめに休憩を取る)
- 立ち仕事: 1〜2週間後
- 重労働: 2〜4週間後
無理をすると悪化するため、医師や施術者と相談しながら復帰しましょう。
Q4. スポーツはいつから再開できますか?
A. 痛みが完全に消え、筋力が回復してから(1〜3ヶ月後)が目安です。
- 軽い運動(ウォーキング、水泳): 痛みが落ち着いたらすぐ
- 中程度の運動(ジョギング、サイクリング): 1〜2ヶ月後
- 激しい運動(テニス、ゴルフ、野球など): 3ヶ月後
再開前に、医師や施術者に相談しましょう。
Q5. 再発しやすいですか?
A. 適切なケアをしないと、再発しやすくなります。 再発を防ぐには、以下が重要です。
- 正しい姿勢の維持
- 腹筋・背筋の強化
- 体重管理
- 禁煙
- ストレス管理
Q6. MRIで椎間板の変性が写っていますが、症状がありません。治療は必要ですか?
A. 症状がなければ、治療の必要はありません。 加齢により誰でも椎間板は変性するため、画像所見だけでは判断できません。
定期的に様子を見て、症状が出たら治療を開始しましょう。
Q7. 冷やす?温める?
A. 急性期(痛みが強い時期)は冷やす、慢性期(痛みが落ち着いた後)は温めるのが基本です。
- 冷やす: 炎症を抑える効果(痛みが強い時)
- 温める: 血流を促進し、筋肉をほぐす効果(痛みが落ち着いた後)
ただし、痛みが強い時は無理に温めず、医師や施術者に相談しましょう。
Q8. 整体院と整形外科、どちらに行くべき?
A. まず整形外科でMRI検査を受け、診断を受けることをおすすめします。 その後、保存療法として整体院でケアを受けるのが理想的です。
緊急性が高い場合(排尿・排便障害、足に力が入らない)は、すぐに整形外科へ。
Q9. 予防のために何をすればいい?
A. 姿勢改善、適度な運動、ストレッチ、体重管理、禁煙が基本です。特に、腹筋・背筋を鍛えることが、再発予防に最も効果的です。
Q10. ぎっくり腰と腰椎椎間板症は関係ありますか?
A. 関係があります。 ぎっくり腰を繰り返すと、椎間板に負担がかかり、腰椎椎間板症が進行することがあります。
ぎっくり腰になった後は、しっかりケアをして、再発を防ぐことが大切です。
患者様の声
40代男性(会社員・デスクワーク)
「長時間座っていると腰が痛くなり、MRI検査で腰椎椎間板症と診断されました。腰楽院オアシスで施術を受けながら、姿勢改善とストレッチを続けたところ、3ヶ月で痛みがほぼ消失しました。今では仕事にも支障がありません」
50代女性(介護職)
「中腰での作業が多く、慢性的な腰痛に悩まされていました。病院で『腰椎椎間板症』と言われ、手術も検討しましたが、まずは保存療法を試したいと思い、こちらに相談しました。半年かかりましたが、手術をせずに症状が改善しました。優しい施術で、安心して通えました」
30代男性(引っ越し業)
「重い物を持つ仕事で、ぎっくり腰を繰り返していました。ある日、MRI検査で『椎間板が変性している』と言われ、腰椎椎間板症と診断されました。腰楽院オアシスで体の使い方を教えてもらい、徐々に痛みが減りました。今では仕事にも復帰しています」
最後に – 早めのケアが回復のカギ
腰椎椎間板症は、適切なケアを行うことで、多くの場合、手術をせずに改善できる疾患です。
重要なのは、以下の3つです。
- 早めに整形外科でMRI検査を受け、正確な診断を得る
- 保存療法(薬、理学療法、整体など)を継続する
- 再発防止のために、姿勢・筋力・生活習慣を改善する
腰楽院オアシスでは、お一人おひとりの状態に合わせた丁寧な施術で、痛みの緩和と日常生活への早期復帰をサポートいたします。
腰椎椎間板症による痛みやだるさでお悩みの方は、ぜひ一度当院にご相談ください。一人ひとりの状態に合わせた適切な施術で、快適な日常生活の回復をサポートいたします。
※個々の症状や体質により、効果や必要な施術期間には個人差があります。詳しくはカウンセリング時にご説明いたします。
予約について
腰楽院オアシスは 予約優先制 です。
💡 予約優先ですが、当日直接のご来院もOK!
空きがあればすぐにご案内できます♪
腰椎椎間板症の症状や治療法について、不安や疑問がある方は、まずお電話またはLINEでご相談ください。あなたの状況を伺い、最適なアドバイスをお伝えします。
腰楽院オアシスは、あなたの腰痛改善を全力でサポートします。

